たべの人生記録帳

新米ナースたべのゆるい毎日を記録します。

近況報告。新米ナース、いつの間にかニートにw

こんにちは。四月から新米ナースとして働いていたたべと申します。

台風が通り過ぎ、猛暑日が続いておりますが、皆様元気にお過ごしでしょうか。

さてさて、本日こちらに書き込むことは、タイトルの如くたべの近況に関してでございます。

申し上げた通り四月から新米ナースとして病棟にて働いておりましたが、

とある事情により現在働いておりません。

タイトルのニートという表現は正直に申しますと語弊がございます。

とても完結にまとめますと、病棟での職務と人間関係によって、精神的な負荷が大きくなり、仕事に支障をきたす状態にまで至ってしまったため、休職することと相成りました。

そうなるまでの経緯についてまずお話しいたしましょう。

 

こうして私は休職しました

 

私自身、自分の精神が脆弱であるとはあまり感じたことがありませんでした。

むしろ、ストレス耐性が強く、自分の意思も強く持つことができるタイプであると自覚しておりました。

それが、良くなかったのかもしれません。

病棟では新人に対して複数名教育担当としての先輩看護師さんがつき、教育を行ってくださいましたが、私はどうにもこの方々から嫌われているようでした。

それは四月の初めごろから薄々感じていたことでした。

「新人は怒られることも仕事のうち」と理不尽なことで叱られ、

「あの子は頭が悪い」と廊下で陰口を言われ、

わからないことを聞けば「はあ?なんでそんなこともわからないの」と罵られ

知識がないからと、他の新人は行っている採血等の処置もさせてもらえず。

一度理不尽なことで怒られた際に、私が反論をしたことがありました。

「どうして怒られているのか、わかりません。教えていただいたことを、行ったつもりなのですが…」

私に反論されたことが衝撃だったのでしょうか。

その後の先輩看護師の逆切れはすごかった。

さんざん意味がよくわからない叱責を繰り返したのち、他の看護師に

「私なにか間違ってる!?間違ってないよね!?あの子が変だよね!!」

とナースステーション内にて喚き散らしている姿は今思えばとても滑稽でございました。

 

そんな三か月を過ごしたため、七月上旬には職場に行くと動悸がするようになり、

仕事のことを考えるだけで涙が止まらなくなってしまいました。

病院内の臨床心理士さんのカウンセリングを受けたのち、精神科のドクターの診察を受け、「重度ストレス反応」という診断名が下され、一か月の休職が言い渡されました。

結局、休職はさらに一か月延期となり、現在大学生顔負けの長期の夏休みを満喫中でございます。

 

これらのことを経て、私が考えたことは大きく2つ。

教育とは何か。

精神的なセルフケアの重要性。

 

教育とはなんでしょうか。

 

文字としての意味は、「教え、育むこと」でしょうか。

デジタル大辞泉では「ある人間を望ましい姿に変化させるために、身心両面にわたって、意図的、計画的に働きかけること」とのことでした。

なるほど。

これを病棟の看護師に当てはめると、「新人を病棟で戦力となる看護師に育てるために、心身両面にわたって、意図的、計画的に働きかけること」となるでしょう。

さて、私の教育担当の方々の行っていたことは、本当に教育なのでしょうか。

部分的には是でしょう。そして部分的に否となるでしょう。

私への厳しい叱責も見方によれば、期待を込めた指導の一環といえるでしょう。

しかし、現時点で私が休職に陥っていることを考えれば、先輩方は「病棟で戦力となる看護師を育てるため」という目的を達成できておらず、先輩方の指導方法が適切でなかった、あるいは、私個人には合わなかったと言えます。

では、適切な教育とはなんでしょうか。

残念ながら、簡単に答えは出ないと思います。

ただ、私が個人的に教育者に求めることは

「悪意と敵意を持たないこと」と「人を育てる意思を持つこと」です。

 

精神的なセルフケアの重要性

私自身、休職までの経験を経て、反省すべきことがたくさんありました。

まず、身体的な症状がでるまで、私自身自分の精神的な変化に気づかなかったこと。

そしてストレスへの対処ができていなかったことなどです。

自分の精神状態をただしく把握できていなければ、適切に対処することもできません。

自分のことは、自分で守る。

そのために、自分からヘルプサインを出すことも必要だったと思います。

 

 

九月から職場への復帰が決まりそうです。

今後、どうなるか、期待を不安が上回っておりますが、

どうか、こんなたべを見守ってやってください。

 

些か長く読みにくい文章となってしまいましたが、

ここまで読んでいただいてありがとうございました。

それでは